今後30年間、各年度に建物の具体的な修繕部位(仮設工事から工事を形成する項目全て)、数量、工事仕様、修繕周期が明記されていて、具体的な修繕工事発生時期を検討出来るものであり、修繕工事を修繕委員達が吟味検討して該当工事を決定したならば、その修繕計画明細表のデーターベースの該当部位を呼び出す事により具体的な
入札用の、仕様書、工事予算見積書、指定部位指定仕様数量明細書が提示出来る。
これは前述の修繕データ入力時の積算の基準が基本的に実際に修繕工事をする前提で平面詳細図および断面詳細図、矩計図の詳細図を基本にした綿密な計算を部屋タイプ別に行ったものと、実際の施工工事仕様データが基本になっているので即応する事が出来る。
この長期修繕計画書は完全にデーターベース化してある為に、随時に修繕工事の発生時期を早めることも遅延することも簡単に出来、各年施工工事、前年以前の繰越工事のチェックも出来る。
また新たな修繕要因も簡単に追加および訂正が可能で修繕計画書の見直しは即座に対応出来る。
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