その年に修繕工事が発生する場合は、予め修繕方法が決定された長期修繕計画書のデータベースから該当工事を 呼び出す事により、各工事業者に提示する入札用の修繕仕様が記載された数量表示入りの見積書の出力が出来き、 入札に参加する各工事業者は、その提示された工事予算見積書に工事単価を記入して提出するだけである。 この工事予算見積書には該当する、全ての工事を指定する修繕部位コード、修繕仕様書のコードが記入されて おり、指定部位、指定仕様が総集計されたものが提示されている。 指定する修繕部位コード、修繕仕様書のコードを記入することに拠り、入札参加業者の無用な混乱を防ぎ、 各参加業者の自分勝手な考え方を排除した見積を提出させる事が出来、各入札参加業者を同じ土俵で公正で公平な 競争をして頂く事を目的としたものである。 また部位コード、仕様書のコードを記入することに拠り、提出された各業者の見積書の比較表が簡単に出来、 各業者の工事に対する考え方、力量、見積内容が詳細に判明し比較査定が公平に出来る。