「壁の塗り替えってただのお化粧直しでしょう」と思われるかもしれませんが、人間にたとえると中高年の成人病予防のためのケアーと同じように、コンクリートの建物には、2回目・3回目の大規模修繕工事は大事なケアーです。それをしないと50年、60年しないうちに建て替えになりかねないことになります。
建物の状態を知る為に健康診断(建物劣化診断)を実施いたします。健康診断結果より建物の状況をコンサルタント(※1)により説明・アドバイスを受け処置を決定いたします。
診断の結果もし異常があれば、その症状に応じた処置を行います。いざ補修となれば工事で使用される材料、工事施工方法とその耐用年数等を知りたいと思われるのではないでしょうか。しかし実際施工する企業の説明が専門的で十分理解できない事もあると思います。皆様にご理解できる説明を他の材料・施工方法と比較し最善の処置が施せるようお手伝いさせていただきます。
実際の施工に際しては、症状が軽い場合は部分補修(異常個所だけを修理)で、症状が重い又は広範囲に認められる場合は大規模修繕工事を行いますが、その判断など、専門的な立場でアドバイスいたします。
私たちは、施工業者の説明をより分かり易く皆様に伝えたり、皆様に成り代わり施工業者が最良の施工法を選択しているか、施工業者の指示に従い職人が処置しているか等を検証致します。その他、大規模修繕工事の事業を運営する為には管理組合員の合意が必要です。組合員より専門的な質問があるかも知れません。施工会社を決定する場合には各企業の力量を見定める必要があります。必要に応じ技術的なサポートをさせていただきます。
人が健康に生活するためにはけが・体調不良等の治療だけでは在りません。より若く・より美しく、いつまでも若い頃と同じ機能を又よりよい環境をという思いもあるのでは無いでしょうか。現在使われている住宅機器や照明器具、エントランスデザインも時の経過とともに陳腐化いたします。設備機器の取替え、駐車場の増設、玄関・エントランスホールの改良、バリアフリー、オートロック式の出入口等色々なご希望にお応えいたします。
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